南伊勢町長選 上村氏が出馬表明 町議会議長 「経験生かす」 三重

【南伊勢町長選への立候補を表明する上村氏=南伊勢町の町民文化会館で】

【度会郡】三重県の南伊勢町議長の上村久仁氏(61)=四期、古和浦=が5日、同町五ケ所浦の町民文化会館で会見し、「オール南伊勢を合い言葉に経験を最大限生かす」とし、任期満了(11月12日)に伴い10月19日告示、24日投開票される同町長選に無所属で出馬する意向を表明した。

上村氏は出馬理由について、「議員としてできることの限界を感じていた。それ以上のことをするには首長しかないと考えた」と強調。その上で、「少子高齢化や人口減少で担い手が少なくなっていくことに大きな危機感を持っている。コロナの影響で正念場を迎え、町民に寄り添う町づくりを推進し、町民の元気でまちを輝かせたいという思いに至り、町長選にチャレンジしたいと決意した」と述べた。

具体的な政策として、少子高齢化への対策や経済活性化に向けた取り組みを主張。引退表明した現職の小山巧町長(70)については「長きにわたってやってこられたことに感謝と敬意を表している」としながら、「若者定住や庁舎内の改革など一定の評価はしているが、もう少し町民に寄り添う形でやりたい。町民がやって欲しいこととやりたいことは違うのでそこは検証していきたい」と述べた。

上村氏は平成11年6月に旧南島町議に初当選し、合併後の新町議を含めると通算6期目。22年からは約11年にわたり議長を務めている。町長選を巡っては、現職小山町長が3期を最後に引退を表明し、他に立候補の動きはない。