児童ら作品、宇宙ステーションへ 玉城町の4小学校、モザイクアート制作 三重

【宇宙に届けるモザイクアート用の写真を撮影する児童ら=玉城町佐田の田丸小学校で】

 

【度会郡】子どもらの写真でモザイクアートを作り、国際宇宙ステーション(ISS)に届ける「こども宇宙プロジェクト」に参加する三重県玉城町の4小学校でこのほど、「宇宙とITにふれあう未来授業」があり、3年生計128人がモザイクアート用の作品を制作し、写真撮影をした。

同プロジェクトは、航空写真撮影などを手掛ける「国際総合企画」(東京都)が教育応援プログラムとして平成23年から続けている。同町では、コロナ禍で学校生活や地域活動などがさまざまな制約を受けていることを踏まえ、子どもらや学校、地域を元気づけようと、包括連携協定を結ぶデジタルハリウッド大学(東京都)が紹介した同プロジェクトへの参加を決め、連携して同授業をした。

ビデオ会議システム「Zoom」を使って4小学校と東京にいる同大の徳永修教授ら3人をつなぎ、授業を実施。児童らはタブレット端末を使ってISSについて調べ、知識を深めた。

作品制作では「宇宙人に教えたい私の好きな○○」をテーマに、それぞれが動物や食べ物、スポーツなどの絵を描き、好きな理由やどんな物か説明する文章を書き入れた。後日、各校で児童らが自分の作品を持った写真を撮影した。

国際総合企画によると、今回で9回目となる同プロジェクトには全国から約200校が参加予定。子どもらの写真を使って同社がモザイクアートを作り、12月上旬にアメリカ航空宇宙局(NASA、米国)から打ち上げ予定のロケットに搭載してISSに届けられるという。

田丸小3年A組の中里彩愛さん(8つ)は「みんなの描いた絵が宇宙に行くのが楽しみ」、井口奈々さん(8つ)は「作品にはキイロヤドクガエルを描いた。将来は宇宙飛行士になりたい」と話した。