伊勢 夏限定のコーヒー和菓子 藤屋窓月堂、富士珈琲とコラボ 三重

【夏限定のコラボ和菓子を紹介する(右から)吉尾社長と阿竹社長=伊勢市宇治中之切町の藤屋窓月堂で】

【伊勢】三重県伊勢市の老舗和菓子店「藤屋窓月堂」と津市にある老舗コーヒー店「富士珈琲」がコラボした夏限定の和菓子ができた。自家焙煎のコーヒーを使ったスプーンで味わうわらび餅と水ようかんの2種類で「あんの風味を引き立てるコーヒーの香りの余韻を楽しんで」と話している。

わらび餅「とろりtorori 珈琲」(330円)は、その名の通りとろりとした食感にこだわった。コーヒーを練り込んだわらび餅の中心に、北海道産小豆の「あんこ玉」が入っている。大きめのスプーンですくい、コーヒーフレッシュで「味変」を楽しみながら食べるのがおすすめ。「水羊羹 珈琲」(300円)は、北海道産大手亡豆(白インゲン)の白あんを使ったなめらかな水ようかんにコーヒーを合わせた。いずれも、風味や食感を楽しんでもらうため消費期限は当日。

藤屋窓月堂の6代目吉尾雄介社長(33)が新商品開発を進める中で「自慢の自家製あんと、焙煎した豆から入れるコーヒーで和菓子を作りたい」と、富士珈琲の阿竹実社長(47)に相談。焙煎士でもある阿竹社長が「老舗伝統のあんの味を損なわないように」と産地の異なる数種類の豆を厳選して提案し、女性和菓子職人らが中心となり試作を重ねた。

阿竹社長は「インスタントコーヒーと比べ、焙煎した豆から抽出するレギュラーコーヒーを菓子材料にするのは難しい。風味のいい和菓子になって驚いた」と太鼓判。吉尾社長は「あんをよりおいしく食べてもらいたい思いがある。夏にぴったりの和菓子をぜひ味わって」と話した。

藤屋窓月堂の市内3店舗で、8月31日まで販売。問い合わせは同店=電話0596(22)2418=へ。