旧自治会長に95万円請求 補助金詐取で津市、5回目の損害賠償 三重

【津】三重県の津市は2日、虚偽の申請で補助金をだまし取ったとして、旧相生町自治会に遅延損害金を含む約95万円の返還を求め、元自治会長の田邊哲司被告(61)=詐欺罪で公判中=に対し、損害賠償を請求したと発表した。田邊被告への損害賠償請求は5回目。

市によると、旧相生町自治会は平成25―26年度、設置した防犯灯よりも高価な製品を装い、実際よりも多い補助金の交付を申請していた。自治会の帳簿から防犯灯設置の支払金額を確認し、発覚した。

市は旧相生町自治会に交付した補助金70万円に遅延損害金を加えた約95万円を請求。市民交流課は「虚偽の申請で得た補助金のため、差額ではなく全額の返還を求めたい」としている。