島サミットで「三重」をアピール 鈴木知事が各国首脳に 19カ国・地域、テレビ会議

【三重県が配信したビデオメッセージ(県提供)】

政府は2日、当初は三重県志摩市で開催予定だった太平洋島しょ国・地域との首脳会議「太平洋・島サミット」をテレビ会議で開いた。鈴木英敬知事は各国首脳へのビデオメッセージで県内の魅力をアピールした。

県によると、ビデオメッセージは外務省を通じて4分30秒間にわたって首脳らに配信。「空飛ぶ車」の実証実験やパラオでの廃棄物削減活動といった県の取り組みや海女文化などを紹介し、来県を呼び掛けた。

鈴木知事はメッセージで「新型コロナウイルスの影響で皆様を三重にお迎えできなかったが、このような状況下でもテレビ会議で絆を深められることを島国の一員として大変うれしく思う」とあいさつした。

また、鈴木知事は「太平洋・島サミットの成果を踏まえて関係各国との交流を深めたい。各国首脳の皆様と県民が笑顔で触れ合えるよう、次期サミットの誘致に向けた機運醸成に取り組む」とコメントした。

太平洋・島サミットは平成9年から3年ごとに日本で開催。政府は9回目の今年は志摩市で開催すると決めていたが、新型コロナの影響で首脳らの訪日が困難と判断し、4月にテレビ会議への変更を発表した。

今年はパラオやミクロネシア連邦、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドなど19カ国・地域の首相が参加。新型コロナ対策や海洋の安全保障、気候変動・防災などでの連携を確認した。