津市議会 市長の給与返上議案可決 自治会問題責任で 三重

【津】三重県の津市議会6月定例会は1日の本会議で、市職員が元相生町自治会長に便宜を図っていた問題の責任として、前葉泰幸市長と盆野明弘副市長の給与2カ月分を返上する条例改正案など14議案を可決した。

新型コロナウイルス感染症の対策費を盛り込んだ約12億3500万円を追加する一般会計補正予算案など11議案は全会一致で可決。前葉市長らの給与を返上する条例改正案など3議案は賛成多数で可決した。

採決に先立ち、竹下幸智子(共産党津市議団)、村主英明(市民クラブ)、青山昇武(公明党議員団)の3議員が条例改正案の反対討論に立った。竹下議員は「最終報告書では全容解明が不十分」と訴えた。

市によると、前葉市長の月給は113万円、盆野副市長は87万円。条例改正により、7―8月にカットする2人の給与総額は400万円となる。

この日の本会議では、岡村武議員(至誠会)が小野欽市議員(改津クラブ)に対し、前日30日の議会運営委員会で、委員としての説明責任を果たさなかったとして懲罰を要求。賛成多数で可決され、小野議員が議場で陳謝文を読み上げる一幕もあった。