女子サッカーなでしこリーグ 伊賀、新理事長に森川氏 三重

【会見後記念撮影する新理事長の森川氏(右)と前理事長の柘植氏=伊賀市内で】

女子サッカー・なでしこリーグ所属の「伊賀FCくノ一三重」を運営するNPO伊賀FCくノ一は1日、新理事長に元伊賀市議会副議長で会社役員の森川徹氏(43)が同日付で就任したと発表した。

サッカーの少年団コーチのほか2級審判員のライセンスを持ち、伊賀FCくノ一三重の後援会組織の事務局長も長年務める。「伊賀のチームとして地域に密着した活動でリーグを盛り上げていきたい」と就任の抱負を語った。

同チームは今年9月から新たに始まる女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」で、本拠地の伊賀市内の競技場がリーグの基準を満たさないことなどを理由に初年度の参入が見送られた。

森川氏は、WEリーグへの来季参入申請について「(参入の)意志は示す」と述べた上で、スタジアム要件などの課題は解消されていないと現状を説明。

「まず選手の輝ける場が必要。それがWEリーグなのか、なでしこリーグなのかも議論し、着地点を見極めた上で選手と共にフロントも戦っていきたい」と話した。

前理事長の柘植満博氏(80)とともに同日、伊賀市内で会見した。柘植氏は理事長交代の理由について自身の高齢と「フロント体制を一新すべきという意見もあった」と説明した。

事務局によると6人の理事のうち、1日以降も理事としてとどまる柘植氏ともう1人の理事を除き4人の理事が6月末で辞任した。

柘植氏は「シーズンの途中だが未来のビジョンを早急に描く必要があると感じた。若い人に命運を託すという思い」と心境を述べた。