首都圏の県出身学生を支援 皇學館大生発案プロジェクト 三重テラスで物資配布へ

【県内出身の学生に三重テラスへの来場を呼び掛ける皇學館大の学生ら=三重県庁で】

新型コロナウイルス感染症の影響で困窮する三重県出身の首都圏在住学生を支援しようとプロジェクト「まごころお届け三重」を立ち上げた皇學館大の学生らがこのほど、県庁で廣田恵子副知事と面談し、周知などで協力を求めた。県内事業者から食品や衛生用品を募り、7月3、4両日に県の首都圏営業拠点「三重テラス」(東京都中央区)で配る。

同プロジェクトはアルバイト収入が減り生活が苦しい学生を支援したいと皇學館大の学生らが発案。同大現代日本社会学部の新田均学部長と、北村物産の北村裕司社長の協力を得てプロジェクトチームを立ち上げ、実施は昨年に続き二度目となる。

集まった物資の配布先は県にゆかりのある学生や若者が対象で、配布作業は現地の学生ボランティアが担う。昨年は県内45社・団体の協力を募り、69品目約5200個を東京の209人の若者に配った。

25日に県庁を訪れた皇學館大3年の古市一也さんは「自分の友達もコロナ禍で生活に苦しんでいる。少しでも支えになれればうれしい」と話し、同3年の坂口瑞妃さんは「同じ県出身として東京で頑張っている人たちが、まだまだ猛威を振るっているコロナウイルスに負けないよう少しでも励みになれば」と話した。

廣田副知事は「心のこもったプロジェクトをうれしく思う。学生の間にこのような目的で企業に行くことは貴重な経験」と激励した。

物資の配布は7月3日正午―午後5時と同4日10時―午後4時。希望者は事前に専用問い合わせ先(magokoro.mie@gmail.com)に電子メールで連絡する。