
三重県は1日、津市内の養豚農場で4月に発生した豚熱(CSF)の防疫対応に協力した県建設業協会と同協会津支部に対し、県庁で感謝状を贈った。
協会に加盟する建設業者の従業員ら延べ約240人は4月14日から10日間、豚の埋却作業に従事。予定より1週間早く完了した。
贈呈式で鈴木英敬知事は山野稔会長と田村賴一支部長に「大変お世話になった」と謝辞を述べた。
山野会長は「豚熱の対応は3回目だが、初動体制の構築が非常に難しかった」と振り返り、今後の発生に備えると話した。
田村支部長は豚熱対応の経験がある業者からノウハウを得て対応したと紹介しつつ、「やはり、やりたくはない作業」と発生抑止を求めた。