鈴鹿市 アサリ保護へ、移植放流 3漁港周辺浅瀬に 三重

【浅瀬にアサリを放流する漁師=鈴鹿市の白子漁港付近で】

【鈴鹿】鈴鹿市は30日、市内3カ所の漁港沖で市産アサリ計1・4トンを移植放流した。

酸素不足が発生しやすい沖の深い位置に生息する母貝が減耗するに、陸に近い浅瀬に移すことで稚貝の発生に寄与するのが狙い。

作業は市漁業協同組合に委託。移植放流用のアサリは鈴鹿漁港、若松漁港、白子漁港の漁師83人が早朝から沖で狩漁。その後、三船に分かれて、それぞれの漁港周辺で禁漁区内の浅瀬に放流した。

白子漁港では、1袋にアサリ18キロが入った網袋約40袋を小型船舶に積み込み、海岸から約百メートル離れた水深3、4メートルの地点に移動。4人の漁師が手分けしてアサリを水中に放った。

担当の市農林水産課では「昨年の成果と断定はできないが、今年はアサリが豊漁と聞いている。水産資源保護のために今後も継続していく」と話していた。