三重県議会 観光支援などの補正予算案可決 施設整備民間委託も 三重

【鈴鹿青少年センターの施設整備や管理運営を民間に委託するための条例改正案を賛成多数で可決した県議会6月定例月会議=県議会議事堂で】

三重県議会6月定例月会議は30日の本会議で、県民向けの観光キャンペーンを実施する費用などを盛り込んだ39億1400万円の一般会計補正予算案や、県立鈴鹿青少年センターの施設整備などを民間に委託するための条例改正案など16議案を可決した。

観光キャンペーン関連の補正予算案など13議案は全会一致で可決。同センターと県営鈴鹿青少年の森の整備や運営管理を民間に委託するための条例改正案、委託に必要な約51億2千万円を債務負担行為として設定する補正予算案など3議案には共産党1人が反対した。

反対討論で、山本里香議員(共産党、2期、四日市市選出)は先行事例でのトラブルを踏まえ、約20年間にわたって同センターなどの施設整備と運営管理を民間に委託することに「長い期間に何が起こるか分からず、損害賠償のリスクが大きい」と懸念を示した。

また、県は任期満了(7月17日)で退任する川端郁子公安委員の後任に、県中小企業レディース中央会副会長の村田典子氏を充てる人事に同意を求める議案など3件を提出。県議会は即日採決し、公安委員の人事案件は賛成多数、その他は全会一致で同意した。