三重県議会 別の常任委で議案を採決 採決やり直す

三重県議会の常任委員会が本来は別の委員会で採決するはずの議案を誤って採決していたことが29日、分かった。事務作業のミスが原因。県議会は当時の採決結果を無効とし、別の委員会で採決をやり直した。

議会事務局によると、誤って採決したのは予算決算常任委の環境生活農林水産分科会(野口正委員長、8人)。地域活性化を図る基金の条例改正案を22日に採決し、全会一致で「可決すべき」とした。

しかし、この条例改正案は、審査を付託された環境生活農林水産常任委員会が採決するはずだった。採決をした委員のほか、同席した議会事務局や執行部の職員らも誤りに気付かなかったという。

議会事務局が25日になって気付き、野口委員長に報告。分科会は28日に採決結果を「無効」と確認した後、環境生活農林水産常任委が採決した。この常任委と分科会は同じメンバーで構成している。

議会事務局の職員が、条例改正案の審査を付託された委員会を「勘違い」したことが原因という。議事課は「今回の問題を重く受け止め、二度とないよう確認作業を徹底する」としている。