リオ・ホテルズ進出決まる 「都シティ津」跡に 95室、来春オープン 三重

【「ホテル津センターパレス」の開業を発表する(右から)前葉市長、中川代表、臼杵代表=津市大門の津センターパレスビルホテル棟で】

【津】2月末でホテル「都シティ津」が営業終了した三重県津市大門の津センターパレスビルホテル棟に、東日本を中心に18施設を運営するリオ・ホテルズ(本社・東京)の進出が決まった。26日に同ビルを運営する津市の第三セクター「津センターパレス」ら関係者が会見。今秋から改装工事に入り令和4年2―3月に「ホテル津センターパレス」がオープンする。

同所は昭和60年に津都ホテルとして開業し平成15年からは津センターパレスと地元企業が設立した会社が「都シティ津」を経営してきたがコロナ禍での外出自粛で宿泊客が減り昨年9月に休業したまま今年2月末に営業を終了した。

新しく入るリオ・ホテルズは資産運用会社「リオ・ホールディングス」(東京都千代田区、中川智博代表)の子会社で、県内では津市の「ザ・グランコート津西」など2施設を運営している。

改装後は現在の83室を95室に増やし大小宴会場を備えるほか大浴場を新設する。東京銀座の「MUJI HOTEL」を設計した建築家の梶原文生氏がデザインを手がける。また地元で約50人の新規雇用を予定しているという。

会見で中川代表(56)は同所への進出を決めた理由を「名古屋出身で小さい頃毎年伊勢志摩に旅行し三重の魅力を分かっていた。セントレアからフェリー一本で来れ、非常に将来性がある」と述べた。コロナ終息後の外国人観光客の需要も見込むとした。

リオ・ホテルズの臼杵紗季代表(44)は「地域の交流のセンターになるとの思いも込めて運営したい」と話した。津センターパレス社長の前葉泰幸津市長は「地域経済界からホテルを再活性化してほしいと強い声を頂いていた。大門、丸之内の新しい魅力になると期待している」と述べた。