志摩観光協専務理事に近ツリ社員を受け入れ

【志摩市観光協会専務理事として教育旅行誘致に取り組む岡田さん(右)=志摩市役所で】

【志摩】志摩市は25日、総務省の地域活性化起業人制度を活用した社員派遣協定に基づき、近畿日本ツーリスト中部支社中部地域交流部の岡田英美次長(55)を市観光課付職員として迎え入れると発表した。任期は7月1日から最長3年間で、同課からの出向扱いで同市観光協会専務理事として観光誘客を担当する。

同制度は地方自治体の活性化や価値の向上に向けて、3大都市圏に所在する民間企業の社員を地方自治体に派遣する制度。市は観光誘客や修学旅行をはじめとした教育旅行の誘致や受け入れ体制の整備に向けて、6月8日付で同社と社員派遣協定を締結した。

岡田さんは昭和63年に近畿日本ツーリストに入社し、教育旅行関連業務に従事。平成26年から近鉄に出向し、約六年間にわたり伊勢志摩地域での送客事業やスポーツイベントに携わるなど、伊勢志摩地域での観光産業や資源への知見も深いという。

専務理事への就任に当たり、岡田さんは「志摩市は第二のふるさとと考えている。受け手側として、新しく出会う皆さんの力を借りながら観光誘客に携われたら」と話していた。

橋爪政吉市長は「観光資源への知見を生かして誘客に取り組んでもらえたら」と期待を寄せていた。