
【桑名】三重県桑名市西別所の二之夕良子さん(75)は25日、同市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで水墨画展を始めた。7月1日まで。
今年は水墨画を始めて20年目で、節目に合わせ初の個展を開いた。千本松原(岐阜県海津市)や藤原岳(いなべ市)などの風景やタケノコ、コチョウランを題材にした近作20点ほどを並べている。
二之夕さんは、市パブリックセンターで活動する水墨画サークル「桑墨会」に参加し、腕を磨く。長年、指導している榎本絹代講師(81)は「物静かな性格でありながら、大胆なタッチで描く。そのギャップが、彼女の作品の魅力だと思う」と評す。
二之夕さんは「これからも水墨画を描くことを楽しみたい」と話した。