三重で22人感染、警戒感 きょう17人以上なら時短検討 新型コロナ

【定例記者会見で、感染防止対策の徹底を呼び掛ける鈴木知事=県庁で】

三重県は25日、未就学児から80代までの男女22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者が20人以上となるは、まん延防止等重点措置の終了後としては初めて。鈴木英敬知事は定例記者会見で、26日発表の感染者が17人以上となった場合は飲食店への営業時短要請を検討する考えを示した。

県によると、新たに判明した感染者は、志摩市で7人、鈴鹿市で6人、四日市市で4人、松阪市、御浜町で2人、玉城町で1人。うち四日市市、鈴鹿市、玉城町の4人は感染経路が分かっていない。

このうち志摩市に住む未就学児から20代までの男女5人は、12日に市内の30代男性宅で開かれた友人や家族同士の食事会に参加していた。食事会に参加した12人のうち、感染者は七人となった。

県は25日、この食事会を県内82例目のクラスター(感染者集団)と認定。飲食を通じて感染が広がったとみている。食事会の参加者が通っていた小学校や保育施設などで46人を検査する。

県は、まん延防止等重点措置終了後の21日から30日までを「リバウンド阻止重点期間」と設定している。感染者が2日連続で17人以上となれば、営業時短要請を含めた新たな措置に踏み切る方針。

鈴木知事は、飲食の場や県外との往来が原因とみられる感染事例が増加していると説明。「対策をおろそかにして再び感染者が増加してはならない」と述べ、改めて感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

感染者が2日連続で17人以上となれば「厳しい措置を取らざるを得ない」と説明。営業時短要請を実施する場合は「県全域というより、感染状況を見てピンポイントでの措置を検討する」と述べた。

重点措置の終了から5日目で1日当たりの感染者が20人を超えたことについては、感染力の強い変異株の拡大が影響している可能性があるとの認識を示した上で「強い警戒が必要だと思っている」と語った。