職域接種に申請59件、政府一時休止で駆け込みか コロナワクチン

三重県は25日、企業などを対象とした新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について、同日正午までに県内で59件の申請があったと発表した。12万6830人への接種を予定している。

県によると、住友電装やトヨタ車体、DMG森精機といった製造関連のほか、百五銀行、三十三銀行、三重大、皇學館大なども申請した。既に一部の企業は国からワクチンの供給を受けて接種を始めた。

このうち10件は24日以降に申請した。政府がワクチンの供給状況を踏まえて職域接種の一時休止を決定し、25日午後5時までの締め切りを設けたことから「駆け込み」で申請したとみられる。

申請した企業や団体は遅くとも8月上旬までには接種を開始したい考えというが、県の担当者は「接種の開始時期やワクチンの供給に関する情報は、めども含めて全く入っていない」と話す。

また、県も25日付で県庁での職域接種を申請した。警察官や児童相談所職員など約1200人を対象とし、7月下旬に始めたい考え。健康診断を担当している医師が敷地内の厚生棟で接種に当たる。

一方、県は「職域接種の一時停止が長引いたり、供給が難しい状況になったりする場合は柔軟に考える」としており、接種状況によっては市町の職員なども接種対象者に含めることも視野に入れる方針。