電波利用発展に寄与 鳥羽商船高専が表彰 東海総合通信局 三重

【東海総合通信局表彰を受けた鳥羽商船高専関係者ら=鳥羽市の同校で】

【鳥羽】6月1日の「電波の日」に合わせて電波利用や情報通信の発展に寄与した個人、団体を表彰する総務省東海総合通信局長表彰の対象に鳥羽商船高専が選ばれ、24日、三重県鳥羽市池上町の同校で表彰式があった。同校の受賞は平成30年に続き二度目。

同校は、同省主催の全国高専を対象にIoT(情報通信技術)分野での若手人材育成を目的とした「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」に参加。75校の中から同校による「漁業者と連携したAIを活用した伊勢湾の藻場の可視化・保全」を含む10提案が採択を受け、同校はスマート水産大賞を受賞した。

コンテストへの参加など、電波利用の発展や技術開発の研究の裾野を広げる取り組みが評価され、本年度の東海総合通信局長表彰に選ばれた。同通信局の大石通道無線通信部長が同校を訪問し、和泉充校長に表彰状を伝達。併せて新型コロナウイルスの影響で延期されていたスマート水産大賞の表彰状を贈った。

コンテストでは研究チーム6人の1人として、ドローンを使った藻場や磯焼けの現状を調査する取り組みを進めた制御情報工学科5年の高木晃太さん(20)は、「先輩たちの頑張りを見てきたのでうれしい。この先データ収集の必要性は高まるので、頻度を増やしたりしていけたら」と話した。

和泉校長は「次世代を担う若者を育てて世に出すのが使命。これを機に頑張っていきたい」と話した。