豚熱ワクチン散布へ 県内17市町で、30日から 三重

三重県は23日、豚熱(CSF)の感染拡大を防ぐため、イノシシ向けの経口ワクチンを30日から県内17市町で散布すると発表した。1カ月間で391カ所に7820個を埋設する。

県によると、散布するのは陽性イノシシが確認された地点の近くに養豚農場が立地する市町。伊勢市や御浜町など7市町は今回の散布で初めて対象となった。市町ごとに6―70カ所で各20個を埋設する。

感染が確認されていない鳥羽、志摩、玉城の3市町が対象となった一方、これまでに陽性のイノシシが確認されている19市町のうち、桑名、熊野、紀北、大台、度会の5市町は散布対象地域から外れている。

県家畜防疫対策課の担当者は「ほとんどの山に散布すると、効果が薄れる可能性がある。限られた人員と予算の中で、守るべき養豚農場の立地する周囲に散布することで、効果的に実施したい」と説明した。