鳥羽の金胎寺 無病息災の「茅の輪くぐり」 コロナ禍収束も願う 三重

【カヤとマコモでできた「茅の輪」をくぐり無病息災を願う人たち=鳥羽市鳥羽の金胎寺で】

【鳥羽】無病息災や疫病退散を願う「茅(ち)の輪くぐり」が、三重県鳥羽市鳥羽の金胎寺で行われている。30日まで。

市内で刈り取ったカヤと鹿児島県奄美大島から奉納された古代マコモを使って作った直径2メートル余りの「茅の輪」を設置。参拝者らは八の字を描くように輪をくぐり、無病息災やコロナ禍収束を願っていた。

寺は約1200年前、弘法大師が開山したとされ、鳥羽城主代々の祈願寺として知られる。長谷密賢住職(36)は「夏を前に半年間のけがれを取り、後半の半年の安泰を願う行事。コロナ収束への思いも込め、皆さんの気持ちが少しでも和らぐよう願いたい」と話していた。

30日は「夏越の祓(はら)い」神事がある。昨年に見つかった弘法大師の作と伝わる炭化した薬師如来像の開帳もある。薬師如来像は疫病を防ぐという。