ハワイ島の寺院めぐり 小川さん夫妻が36カ所紹介 7年調査で出版 三重

【小川夫妻が出版した「アロハの島で寺めぐり」】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市岸岡町の元公立学校教諭、小川はつこさん、隆平さん夫妻はこのほど、ハワイ島の寺院ガイド「アロハの島で寺めぐり マウカマカイの細道 ハワイ島編」(A5判251ページ)を出版した。東銀座出版社(東京都豊島区池袋)が発行し、税別2091円。

ハワイ島の日系人と寺院の関係に着目し、7年かけて調査した。明治時代の移民政策から第2次世界大戦を挟み、現在は各寺院が存続の危機を迎えている歴史を振り返る。はつこさんは昨年、県文化賞(散文)を受賞している。

内容は「ハワイにお寺?」「ハワイ島のお寺をめぐってみよう!」「そして、見えてきたもの」の3章構成。ハマクア・コーストやヒロ・ダウンタウン周辺など5地区に分け、「ハヴィ浄土院 初期寺院の外観を今に残す」から、「「ケエイ寺(跡) ボン・ダンスのときだけ賑(にぎ)わう」まで36カ所を紹介している。

コラム欄に「ハワイアン鉄道」「津波で消えた2つの日本人町」など17本を取り上げた。「ちょっと寄り道」欄にキラウエアの溶岩流に飲み込まれた「島の最東端・カポホ~ポホイキ」など4本を掲載。

小川夫妻は「リゾートや食の観光ガイドブックに近い気楽さで読め、ハワイ島の寺院とそこから見えていくる日系人の歴史に関心を持ってもらえる」とアピールしている。