名張市 再稀釈ワクチン使用 高齢者30人に 三重

【名張】三重県の名張市は21日、新型コロナウイルスのワクチン接種で、誤って使用済みのバイアル(ビン)を生理食塩水で再希釈したワクチンを高齢者30人に使用したと発表した。全員に再接種を済ませたといい、現時点で健康被害は確認されていないという。

市によると18日午前中、市内医療機関で接種に使用して中身がほとんど残っていないバイアル6本を廃棄せずに冷蔵庫に保管。同日午後4―6時にかけて、このバイアルの中身を確認しないまま生理食塩水で再希釈し、予約のあった30人に対して使用したという。

誤接種に気付いた医療機関が21日までに対象者に事情を説明すると共に再接種し、同日市に報告した。市は再発防止に向けてあらためて各医療機関に注意を呼びかけるとし、「行政としても今後発生することのないよう医療機関と連携を図っていきたい」とした。