伊勢市 使用済み注射器使う 高齢者施設職員に 三重

【伊勢】三重県の伊勢市は21日、新型コロナウイルスのワクチン接種で、誤って使用済みの注射器を未接種の20代男性に刺したと発表した。男性に健康被害は確認されていないという。

市によると、19日午後1時過ぎごろ、市内高齢者施設で医師が同施設で受託勤務する男性職員に対し、ワクチンの入っていない使用済みの注射器を使用。すぐに違和感に気付いて使用を中止し、謝罪したうえで事情を説明したという。

市は男性に対して感染症の有無を検査すると共に、21日付で県を通じて国に事実を報告した。本来廃棄用ボックスに廃棄するはずの注射器を、誤って未接種用の注射器を置いたトレーに置いたとしている。

市は再発防止に向けて接種時に補助員を置くとし、「本人をはじめ家族の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことに心からおわび申し上げる。市民や関係各位に不安を与えたことに、併せてお詫び申し上げたい」とした。