公害教訓に新たな産業を 三重大副学長がSDGs市民講座 三重

【SDGsについて講演する三重大学の朴特命副学長=伊勢市御薗町長屋の御薗公民館で】

三重県伊勢市と「男女共同参画れいんぼう伊勢」(山川一子代表)は20日、伊勢市御薗町長屋の御薗公民館でSDGs市民講座を開いた。三重大学の朴恵淑特命副学長が「国連持続可能な開発目標(SDGs)と持続可能な三重・伊勢創生」と題して講演し、市民など約30人が国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学んだ。

この講座は最近話題となっているSDGsについて知ってもらい、食品ロスや海洋ごみの問題などSDGsを自分ごととして考え、行動してもらおうと企画された。当初は今年2月の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となりこの日の開催となった。

朴特命副学長は講演で四日市公害について「環境と経済と社会のバランスが取れずに起きてしまった」と紹介。「SDGsを考える上で四日市公害の教訓を学べば、環境と経済のバランスを取った新たな産業活動ができるのではないか」と話した。また、伊勢市について「他の地域が持っていない文化を持っている。それを見える化していくためにはグローカル人財の育成や情報発信が大切」と提言した。