野党共闘に向け意見交換 市民団体「みえ市民連合連絡会」、オンラインで3人参加

【オンラインで開かれた野党との意見交換会=津市一身田上津部田で】

次期衆院選での野党共闘に向け、三重県内5つの市民連合でつくる市民団体「みえ市民連合連絡会」は19日、津市一身田上津部田の県男女共同参画センターを拠点に、野党との意見交換会をオンラインで開いた。

過去3回の国政選挙では市民団体「市民連合みえ」が県内野党の橋渡しをしてきたが、令和元年の参院選後に解散。野党共闘に向けた動きを支援するため、県内各地の市民連合で今年1月に連絡会を結成した。

意見交換会には、野党から立憲民主党県連の三谷哲央幹事長と共産党県委員会の大嶽隆司委員長、社民党県連の五味靖幸幹事長の3人が参加した。一方、国民民主党県連からの参加はなかった。

連絡会は野党代表の3人に、安保法制の廃止▽立憲主義の回復▽憲法改正の阻止▽格差の是正―の4項目への合意を確認した上で、令和元年の参院選で野党統一候補が敗れた反省や、東京五輪への見解を尋ねた。

三谷幹事長は、前回の参院選を振り返り「芝(博一参院議員)のときほどの盛り上がりを勝ち取れなかった」と反省。次期衆院選に向け「政権選択の場なので中央の枠組みでの合意に期待する」と述べた。

これに対し、大嶽委員長は「共産党の集会に野党統一候補に来てもらえず、応援する側として非常に残念だった」と指摘。「市民連合主催でしか野党がそろわないのではなく、ぜひ来てほしい」と注文を付けた。

五味幹事長は「知名度がなかなか行き渡らず、それが全体的な致命傷になったのではないか」と敗因を挙げた。次期衆院選に向けて「連携を強めていかなければならない」との認識を示した。