伊勢で生理用品を無償配布 生活貧困の女性支援 三重

【伊勢】三重県伊勢市は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活困窮に陥るなど不安を抱える女性支援に向けた「寄り添い支援事業」として、生理用品を無償配布する。関連予算約414万円を盛り込んだ令和3年度一般会計補正予算案を21日開会の市議会6月定例会に提出する。

新型コロナに起因する経済的な理由により生理用品の購入が困難な「生理の貧困」を背景に、無償配布の生理用品に相談窓口案内カードを同封することで、生活に困窮する女性の相談窓口につなぐのが狙い。併せて小中学校の女子トイレ個室にも専用の容器を常設して無償配布することで、気軽に安心して登校できる体制を目指すとしている。

先行して高校生、大学生を含む女性用として1500人分を用意し、市役所市民交流課や各総合支所窓口、福祉生活相談センターや伊勢市社会福祉協議会など市内公共施設窓口18カ所で配布する。このほか女子児童や生徒用については、今月中をめどに約3千人分を市内小中学校のトイレ個室に常設する方針。