ダウン症への理解深める作品展 津のギャラリー 三重

【作品を紹介する佐久間さん=津市栄町のギャラリーVOLVOXで】

【津】ダウン症への理解を深める作品展「gift」が、三重県津市栄町のギャラリーVOLVOXで開かれている。東京在住の10―30歳代のダウン症の作家6人(うち1人は故人)の作品11点を展示している。22日まで。

約20年東京でダウン症の作家の制作を支援し企業や大学とのコラボなどを手がけた佐久間寛厚さん(44)佐藤よし子さん(41)夫妻=志摩市大王町=が、ダウン症の人らの文化の発信地を作ろうと活動する「ダウンズタウンプロジェクト」の一環。今春の本格スタートに合わせ趣旨に賛同する同ギャラリーが協力した。

赤、黄、ピンクなど明るい色を塗り分けたり、カラフルな線を重ねたり、油絵の具で自由に描いた作品が目を引く。佐久間さんはダウン症の作家の作品について「色彩や構成が調和的で色と色、線と線が争わない特徴がある」と分析。争いや分断が進む現代に「彼らの視点や生きている世界は僕らにも意味がある」と指摘する。

同展の入場料は来場者が決める形で、経費を除き同プロジェクトに寄付される。佐久間さんは「作品を見ることで彼らの文化をもっと知ってもらいたい」と話している。