元自治会長らを保釈 津市補助金詐取事件 三重

【津】三重県津市の補助金を詐取したとして、詐欺の罪に問われ公判中の元相生町自治会長、田邊哲司被告(61)が保釈されていたことが18日、津地裁への取材で分かった。市側は市職員への接触を警戒している。

田邊被告は4件の詐欺罪で起訴されており、保釈保証金は計500万円。津地検によると、津地裁が16日に田邊被告の保釈を認める決定を出した。同罪で起訴された会社員の端地満被告(63)も保釈されている。

市は津地検からの連絡で田邊被告の保釈を把握し、17日に庁内向けの電子掲示板で職員らに周知。田邊被告らから接触があった場合は内部統制室に報告し、緊急を要する場合は津署に通報するよう指示した。

前葉泰幸市長は18日の定例記者会見で、保釈について「裁判所が決めたことで、そのまま受け止めている」としつつ「まだ裁判が進行中で被告の立場であるため、的確に対応されるのではないか」と述べた。