具象、抽象、会心作並ぶ 四日市の「創」 木版画グループ展 三重

【会員らの力作の数々=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市笹川の木版画グループ「創」(栗山育久代表)は17日、同市安島の市文化会館で2年ぶりとなる第24回作品展を開いた。指導する国画会会員の版画家、小原喜夫さん(75)と会員10人の会心作20点を展示している。20日まで。

スーパーの店先で宝くじを買い求めるマスク姿の人々を描いた「ささやかな夢」や、青空ときらめく海面に映える停泊中の白い漁船群を切り取った「用宗港船溜まり(静岡県)」、斬新な色使いの「Valuation」を出品。多版多色刷りや1枚の版木で彫り進める技法で制作した具象、抽象作品が並ぶ。

小原さんは、質感豊かな「冬瓜」を出品。「コロナ禍での自粛生活で、より一層創作に集中した会員らの力作を多くの方々に見ていただきたい」と語った。