津市 調査チーム、市長に調査なし 元自治会長との関係 三重

【津】三重県津市の前葉泰幸市長は14日の市議会6月定例会で、市職員と元相生町自治会長との不適切な関係を調べる市の調査チームから聴取を受けていないことを明らかにした。

小野欽市(改津クラブ)の会派代表質問に答えた。前葉市長は百条委員会の調査などで、元自治会長の知人女性に対し、バレンタインデーの返礼品としてプレゼントを贈っていたことが判明していた。

小野議員は「市長は実際は(元自治会長との関係性は)どうだったのかという話があって普通なので、不思議に思う。その点はどのように考えてるのか」と尋ねた。

前葉市長は「なんらかの形で私が関与したという話が出てくるか、確証や疑惑を持てば私を聴取することはありえたが、そういう事実はなかった。聴取してくれるなと言ったことはない」と答弁した。

また、吉田博康議員(県都クラブ)は職員を処分する時期を質問。奥田寬次総務部長は「最終報告書を踏まえ、関係職員に顛末(てんまつ)書の提出を求めている。相当な期間を要するが、秋頃までを一つの目標に処分を行っていきたい」と述べた。

吉田議員は要綱で処分審査委員を務めるとされる盆野明弘副市長や幹部職員も問題に関与していたことから「正しい判断がされるか不安に感じる職員も多い。どのように進めるつもりか」と尋ねた。

前葉市長は「処分審査委員会の会長には稗田寿次郎副市長を充てる。(委員には)処分対象にならない職員を任命する」と述べ、部長級職員が不足する場合は次長級以下の職員を任命する考えを示した。

この日は、吉田、小野、堀口順也(公明党議員団)、坂井田茂(一津会)、桂三発(一期一会)の5議員が会派代表質問。ほとんどの議員が自治会問題を取り上げた。