県コロナ対策・認証制度 飛まつ防止など飲食店調査 基準55項目でステッカー 三重

【座席同士の距離を測定する県職員ら=津市大門の「飯処しるべ」で(代表撮影)】

三重県は10日、新型コロナウイルスの対策を徹底する飲食店の認証制度「みえ安心おもてなし施設認証」を申請した飲食店の現地調査を始めた。認証の基準を満たした店舗には後日、掲示用のステッカーを交付する。

県によると、認証の基準は55項目。手指消毒の呼びかけや飛まつ防止のアクリル板、換気設備などを確認する。先月11日に申請の受け付けを開始し、今月9日までに379件の申し込みがあった。

10日午前9時ごろ、津市大門の飲食店「飯処しるべ」で、県職員と委託事業者の5人が立ち入り調査した。メジャーで座席同士の距離を測り、風量計で換気設備付近の換気量を確認した。

この店舗ではクラスター(感染者集団)の発生を防ぐため、昨年11月に高機能換気設備を導入し、今年1月には換気機能付きのエアコン2台を設置。毎朝検温し、コーヒーで味覚異常の有無を確認している。

店主の佐久間将之さん(57)は「お客様に安心して飲食ができる環境や施設があるということを積極的にアピールし、お客さんを迎え入れるための感染症対策をしていると示したい」と話した。

この日は市内の4店舗を調査。委託事業者からの報告を基に県が認証する。認証した店舗にはステッカーを送付し、入り口などに掲示してもらうほか、7月下旬にも専用のホームページで公開する。