三重労働局ユースエール 大西建設工業を認定 若者育成、管理で

【志摩】三重労働局は9日、若者雇用促進法に基づき大西建設工業(志摩市浜島町南張)をユースエール認定企業に認定した。県内では13番目の認定で、伊勢公共職業安定所管内では初の事例という。

ユースエール認定制度は若者雇用促進法に基づき、厚生労働大臣が若者の採用、育成に積極的かつ若者の雇用管理状況が優秀な中小企業を認定。平成27年10月の制度開始から4月末現在で全国1066事業所が認定を受けているが、三重は東海4県の中でも認定数が最も低い状況にある。

認定には、直近3事業年度に正社員採用した新卒者などの離職率が2割以下▽前事業年度の正社員の月平均所定外労働時間が20時間以下かつ月平均の法定時間外労働60時間以上の正社員が1人もいない―といった基準を満たす必要がある。認定を受けるとハローワークでの情報発信など若者の円滑な採用に向けた支援を受けることができる。

志摩市阿児町鵜方の県建設業協会志摩支部で開いた交付式では、西田和史三重労働局長が大西善和社長に認定通知書を交付。西田局長は「引き続き若者が働きがいのある会社として取り組みを」と感謝を述べた。

大西社長は残業時間を減らし、有休を取得しやすくするなど働き方改革に取り組んだとし、「将来的に南勢地区から若者が外に出て行かなくなるように働きやすい会社として充実させていきたい」と話していた。