丹精した松阪花菖蒲 三珍花保存会が展示会 三重

【咲き誇る松阪花菖蒲=松阪市本町の豪商ポケットパークで】

【松阪】松阪三珍花保存会(約30人、北村守彦会長)は9日、三重県松阪市本町の豪商ポケットパークで松阪花菖蒲(しょうぶ)の展示会を始めた。会員が丹精込めて育てた83鉢を披露している。会期は13日まで。

松阪花菖蒲は江戸時代後期、松坂城下の殿町に住む紀州藩士吉井定五郎がノハナショウブを品種改良して生まれた。大きな花弁が縮れて長く垂れ、繊細で優雅。松阪撫子(なでしこ)、松阪菊と併せ昭和52年に県天然記念物に指定された。

会場では白やピンク、紫の花が咲き誇っている。北村会長は「会は50周年を迎えた。松阪自慢の花ですので、なくしたら大変。ゆったりとした気持ちでお楽しみください」と呼び掛けた。

同会有志は13日から20日まで、同市殿町の本居宣長記念館や歴史民俗資料館、松阪花菖蒲発祥の地など5カ所で展示する。