志摩地中海村で安全パト 伊勢労基署、全国安全週間に向け 三重

【労災防止に向けた取り組みについて確認する伊勢労基署の職員(左)=志摩市の志摩地中海村で】

【志摩】全国安全週間(7月1―7日)に向けた準備期間内の啓蒙(けいもう)活動の一環として、三重県の伊勢労働基準監督署は7日、志摩市浜島町迫子の志摩地中海村で安全パトロールを実施した。

同労基署管内では令和4年度までの第13次労働災害防止計画として死亡災害ゼロ、休業4日以上の死傷者数190人以下を目標に設定。一方、昨年の労災事故による死者数3人、死傷者数は220人と目標を上回り、今年も4月末現在の死傷者数が前年同期比約79・5%増の70人と事故が増加傾向にあるという。

管内では観光業の割合が高く、また従業員の高齢化も進んでいることから、宿泊施設の転倒防止対策を重点項目に点検。古市泰久署長ら職員3人が施設を視察し、濡れた床など転倒しやすい場所での対策や履物が適正かどうか、整理整頓の有無などを確認した。

古市署長は「コロナ対策に加えて、これから夏場のハイシーズンを迎える中で熱中症への対策も必要となる。今一度安全管理を徹底して、誰もが安心して働ける職場づくりをお願いしたい」と話していた。