松阪・本居宣長記念館 企画展「もののあはれ」始まる 注釈書など98点 三重

【宣長の注釈書「源氏物語玉の小櫛」(本居宣長記念館提供)】

【松阪】本居宣長記念館は8日、三重県松阪市殿町の同館で夏の企画展「もののあはれ 宣長と源氏物語」を始めた。会期は9月5日まで。

宣長は20歳ごろに源氏物語と出会い、医者をしながら源氏物語の講釈を40年にわたり続けた。藤原俊成の和歌「恋せずば人は心もなからまし 物のあはれもこれよりぞしる」を手掛かりに、揺れ動く人の心と関わる「あはれ」の本質を探究した。

注釈書「源氏物語玉の小櫛」や歌論書「石上私淑言(いそのかみささめごと)」など国重要文化財53点を含む79種98点を出品する。

展示説明会は6月19日と7月17日の午前11時から。入館料は大人400円、大学生300円、小学4年―高校生200円。