伊勢市議会 矢作建設がテナント調整 駅前再開発で 三重

【駅前再開発事業について市から報告を受ける委員ら=伊勢市議会産業建設委員会で】

【伊勢】三重県の伊勢市議会産業建設委員会(北村勝委員長、8人)は7日開き、複合ビル開発による伊勢市駅前B地区市街地再開発事業について、ビルの施工業者である矢作建設工業(名古屋市)が開発事業者の伊勢まちなか開発に代わりテナント調整などを担当するコーディネーターとして契約を結んだことを明らかにした。

同市都市計画課によると、5月中旬ごろに矢作建設工業側から報告を受けた。両者の協定は5月11日付で、これまで伊勢まちなか開発がしてきた再開発に向けた事業計画資料の作成や、テナント入居に向けた交渉などを受け持つとしている。

事業を巡っては、民間地権者を主体とする伊勢まちなか開発が整備を進めてきた複合ビルのキーテナントとして交渉を進めてきた市の保健福祉拠点について、入居条件が折り合わず交渉が決裂。ビルは1月末に完成したが、矢作建設工業からの引き渡しは完了しておらず、各テナントの入居も見通しが立っていない。

伊勢まちなか開発は資金確保に向けて2月にビルの保留床売却先の公募を実施。応募がなかったことから5月6―31日にかけて二度目の公募を実施していたが、応募や問い合わせはなく不調に終わっている。