四日市の和無田池 ヒメコウホネ咲きはじめる 絶滅危惧植物 三重

【かれんなヒメコウホネの黄色い花=四日市市和無田町の和無田池で】

【四日市】環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされるスイレン科のヒメコウホネ(姫河骨)が群生する三重県四日市市和無田町の和無田池(周囲約160メートル、貯水量約5千立方メートル)で、例年に比べて10日ほど早く開花している。

ヒメコウホネは浅い池や沼に生える多年生の水草で、浮葉はスイレンに似ている。6月から9月にかけて5個のガク片が花弁のように見える直径4センチほどの黄色いかれんな花を開く。根茎の内部は白く、乾燥すると動物の背骨に似ているところから名が付いたという。

和無田町の農家中田喜幸さん(69)は「自治会環境部を中心に地元住民が一丸となって池周辺を整備して、地域の貴重な財産として大切に見守っています。授業で見学に訪れる児童や、市外から撮影に来る人も増えています」と話していた。