親子で田んぼアート 津、聖火ランナーの絵柄を手植え 三重

【担当の場所で苗を植える参加者ら=津市榊原町で】

【津】津市榊原町の田に5色の苗を植える「榊原温泉田んぼアート2021」の田植え作業が5日、同町長坂であった。コロナ禍で参加者を限定し4歳―小6の親子約100人が参加。トーチを掲げて走る聖火ランナーの絵柄になるよう苗を植え分けた。今月下旬から約2900平方メートルに絵柄が浮かび上がる。

同所の田んぼアートは地域住民でつくる「榊原みずすまし会」(中尾兼隆会長、会員約500人)が実施する国の交付金事業で今年12回目。感染拡大防止の観点から参加者は公募せず地元への呼び掛けにとどめた。

原画は毎年市立榊原小の児童に募集しており今年は6年の寺田壮真君(11)の作品が選ばれた。日の丸が付いた白いシャツ姿でトーチを掲げ手を振り走る子と「2021」の文字が並ぶ図案で「シー・エスコンサルタント」(安濃町)が無償で測量とくい打ちをした。

【今年の原画に選ばれた寺田君のデザイン=津市榊原町で】

参加者は田の泥に苦心しながらそれぞれの担当の場所で「黄大黒」「アカネアソビ」などの苗を次々に手植えした。榊原小3年の中尾あぐりさん(8つ)は「泥の感触が面白くてめっちゃ楽しい」と感想を話した。

中尾会長(70)は「昨年はコロナ禍で関係者だけで田植えをしたが子どもたちから『行きたかった』との声を多く聞いた。地域の行事として定着してきているのでやり方を考えながら続けたい」と話した。