コロナ対策で89億円を追加 三重県、時短延長分の協力金など

三重県は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた営業時短要請の延長に伴う協力金などとして、約89億2800万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。7日の県議会本会議に提出する。

補正予算案のうち、営業時短要請に伴う協力金には63億1700万円を充てる。1日から20日間の延長分を対象とし、県全域の飲食店や重点措置区域の12市町にある大規模施設やテナントに支払う。

ワクチンの接種を加速させるため、医療機関や医療従事者に支払う支援金などに16億1300万円を計上。高齢者向け接種の終了を目指す7月末までに一定の回数を接種した診療所や病院を対象とする。

感染拡大の影響で収入が減少し、緊急小口資金の貸付が限度額に達した世帯などへの支援金として6億3300万円を計上。国の方針に基づく制度で、県内の支給対象は最大で2112世帯に上る見通し。

県は補正予算の全額を国の交付金で賄う方針。新型コロナ関連の補正予算案を提出するのは18回目。感染症対策の事業費は、令和元年度最終補正予算からの累積で1795億3千万円に上る。