津市長、自治会問題改めて謝罪 市議会で「おわび」 三重

【本会議で、自治会問題について陳謝する前葉市長=津市議会議場で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は4日の市議会6月定例会で、市職員が元相生町自治会長の田邊哲司被告(61)=詐欺罪で起訴=と不適切な関係にあったことに「心よりおわび申し上げる」と改めて謝罪し、頭を下げた。

前葉市長は「最終報告書で、市長の責任について指摘があった。有形無形の圧力に対し、組織として毅然(きぜん)とした対応ができず、職員に問題となる行為、行き過ぎた行為があった」と述べた。

市は、新型コロナウイルス感染症の対策費など約12億3500万円を追加する一般会計補正予算案や、自治会問題の責任として市長の給与2カ月分を返上する条例改正案など12議案を提出した。

補正予算案には、新型コロナの感染者を受け入れる医療機関が隔離設備を整える費用などを負担する事業に3500万円を計上。救急車を1台増やすため、購入費約3500万円も盛り込んでいる。

このほか、11議員は議会の欠席理由に事故だけが書かれていた市議会会議規則に育児や介護、配偶者の出産補助などを明記する改正案と委員会条例の改正案を提出。いずれも即日採決し、全会一致で可決した。

議案質疑と一般質問は14―17日。感染症対策のため、21―24日に予定している各常任委員会も議場で開く。市が提出した12議案は、7月1日の本会議で採決する。