神宮の写真、伊勢和紙に印刷 元神職の篠原さん「日々の神苑」展 三重

【伊勢和紙を使い伊勢神宮の写真展を開いた篠原さん=伊勢市大世古の伊勢和紙ギャラリーで】

【伊勢】約50年、伊勢神宮を撮り続ける三重県伊勢市宇治浦田の篠原龍さん(74)の伊勢和紙を使った写真展「日々の神苑」が、同市大世古の大豊和紙工業伊勢和紙ギャラリーで開かれている。内宮や外宮、別宮の日常風景を、伝統工芸の伊勢和紙に印刷した作品が並ぶ。27日まで。

篠原さんは伊勢神宮の元神職。神宮司庁の広報担当として勤めたこともあり、在職中から神宮の数ある祭典や催し、神域の豊かな自然を撮り続けてきた。

会場には、長年撮りためた中から約50点を展示した。朝焼けに染まる宇治橋や雪の日の五十鈴川、木漏れ日が差す参道、みやびやかな舞楽など、神域を知り尽くす篠原さんならではの視点で切り取った神宮を、和紙の柔らかな風合いで表現している。

篠原さんは「神宮の何げない日常を撮影した作品。参道を歩いている気分で楽しんでもらえたら」と話していた。

12日午後1時半から、篠原さんが撮影活動について語るイベントを予定している。