日本公庫津支店 ユナイトファームに融資 農業ハウス購入などで 三重

日本政策金融公庫津支店農林水産事業はこのほど、ユナイトファーム(三重県志摩市、羽根眞一社長)のハウス購入や設備改修など生産基盤の整備に対し融資した。

同社は県内最大級の青果仲卸業を営むユナイト三重(松阪市、羽根正文社長)が農業参入するため平成31年に設立した。

ユナイト三重会長の羽根眞一社長は、かつてイチゴ生産が盛んだった志摩市で生産者が減少している現状に、「このままでは産地がなくなり、地域の雇用が失われる」と危機感を抱き、産地復興と地域雇用の創出を目的に農業参入を決意。高齢を理由に廃業を予定していたイチゴ生産者からイチゴハウス21棟などを承継、生産施設を大規模改修し、経営を開始した。

日本公庫津支店の梶山泰治農林水産事業統轄は「農産物の専門家であるユナイト三重さんが産地を維持しようと農業参入された。地域農業に果たす役割は大きい。前向きに支援させてもらった」と話した。