鈴鹿市漁協地域水産業委 漁業収入安定化で大臣賞 浜の活力再生プラン 三重

【鈴木知事(手前)に受賞を報告する矢田会長=三重県庁で】

漁村の活性化に向けた取り組みをたたえる令和2年度の「浜の活力再生プラン優良事例表彰」で最高位の農林水産大臣賞を受けた三重県の鈴鹿市漁協地域水産業再生委員会の幹部らが3日、鈴木英敬知事に「皆で一生懸命に取り組んだことが成果につながった」と受賞の喜びを語った。

県によると、表彰は漁村の活性化などを目的に、水産庁が平成29年度から実施。漁業者の所得向上を掲げる「浜の活力再生プラン」を設けている団体のうち、各県の推薦を受けた18者が応募した。

鈴鹿市の再生委員会は、同市漁協と市で構成。漁業の組み合わせによる収入の安定化や大手量販店への販路拡大に向けた取り組みが評価された。県内の団体が入賞するのは2年ぶり、農林水産大臣賞は初めて。

この日、再生委員会の矢田和夫会長らが県庁で鈴木知事に受賞を報告。矢田会長は「イカナゴが6年連続で禁漁となるなど課題は山積しているが、今後も皆で一歩ずつ前に進んでいきたい」と語った。

鈴木知事は「漁獲量だけでなく、味としての成果も出ている」と評価し、「漁業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、今回の受賞を糧に今後も皆で乗り越えてもらいたい」と激励した。