ハナショウブ群落保護 明和町ふるさと納税で

【咲き誇る「斎宮のハナショウブ群落」=明和町斎宮で】

【多気郡】三重県明和町はこのほど、国指定天然記念物「斎宮のハナショウブ群落」を保護するため、ふるさと納税で300万円の資金調達を始めた。募集期間は8月29日まで。

群落は同町斎宮の笹笛川右岸にあり、ハナショウブの原種ノハナショウブが自生。昭和11年に国の天然記念物に指定された。「どんど」と呼ばれる取水口付近に咲き、地元では「どんど花」として親しまれている。6月上旬から中旬にかけて紫色の花が咲き誇る。

資金調達はふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンク(東京都目黒区)が提供する地域課題解決の「ガバメントクラウドファンディング」を活用。プロジェクト名は「天然記念物『どんど花』を守り、未来へ残したい!!~紫の雲がたなびく斎宮のハナショウブ群落の再生~」。

寄付金は老朽化した設備の改修と、給水や除草など維持管理に使う。

同町斎宮跡・文化観光課は「町内外から多くの方が訪れているが、年々株数が減っている。未来に残すため協力を」と呼び掛けている。