2021年6月3日(木)

▼昨日のこの欄で熊野市の65歳以上の高齢者がおよそ「4300人」と書いたが「7400人」の誤りでした。別分類の75歳以上を加えなかったミスで、5月31日までの新型コロナウイルスワクチンの接種率「17・6%か」とあるのも従って「10・4%か」になります。接種者数は集団接種のみで、医院などでの接種数は入っていません

▼訂正し、おわびします。と言った後でバツが悪いが、紀北町のワクチン集団接種で、接種人数とワクチン数が合わないトラブルが起きた。ワクチン入り注射器が接種予定者数より6本多く、搬入ミスと判断して6人追加して接種したが、在庫を数えたら搬入した本数に誤りはなかった。中身の不明な物質を誰か分からぬ6人に接種したことになる

▼県は市町向けに余剰ワクチンの対応指針を前日策定したばかり。本当に余剰かどうか確認することを、まず指導すべきでなかったか。誤射の例は全国にもあるが健康被害の恐れが一番高いのは紀北町の例ではないか

▼ワクチンを巡っては県内の医療機関や、関連の例だけでも搬入日の変更や中止など混乱続きだったが、高齢者対象になって、そんな行政の不手際が一気に表面化した感じだ。延長に入った「まん延防止等重点措置」ついて、県議会が延長なら事前に議会に説明をという要望書を出した

▼緊急警戒宣言の時、短期間でねじ伏せると言ったのは鈴木英敬知事だったが、重点措置から延長へ。いまは解除の前倒しについて「早めに解除するという予断を持たずに警戒を続けたい」。説明を求めたいのは議会だけであるまい。