伊勢 サツマイモ苗植え付け 明野高生と障害者ら 災害備蓄用パンの原料に 三重

【サツマイモの苗を植え付ける生徒と施設利用者ら=伊勢市小俣町の明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校と松阪市の社会福祉法人ベテスタが共同でつくる災害備蓄用パンの原料となるサツマイモの苗の植え付け作業が31日、同校であった。生産科学科3年生と同法人の施設を利用する障害者らが協力し、安納芋の苗を植えた。

農業と福祉の連携(農福連携)の一環。同校と災害備蓄用パンの製造を手掛ける施設が「災害時でもおいしく食べられるパンをつくろう」と、昨年サツマイモあん入りのパン「あんぱんかん」を共同開発し、約1700個を製造販売した。今年も原料のサツマイモ栽培から、製品化まで協力して取り組む。

この日は、生徒7人と20、30代の施設利用者9人が参加し、イモの苗約500本を植え付けた。利用者の女性は「高校生と作業し楽しかった。大きく立派に育ってほしい」と笑顔で話した。

11月に収穫し、12月ごろ同施設で長期保存できるあんパンをつくる。