桑名市 ワクチン接種など6億増額 補正予算案を発表 三重

【記者会見する伊藤市長=桑名市役所で】

【桑名】三重県の桑名市は1日、今年度6月補正予算案について発表した。一般会計は6億2200万6千円増額で、補正後予算額は533億5324万4千円。6月10日開会の市議会6月定例月議会に、補正予算案を含む8議案と報告14件、計22件を提出する。

第11弾となる新型コロナウイルス対策費用として4億9475万8千円を計上。うち2億5765万2千円が市独自の対策費用。対策として、①新型コロナウイルスワクチン接種②感染拡大防止対策③経済対策④生活支援対策―の4項目で計17事業を掲げている。

市独自の対策としては、回復期にある患者の転院を受け入れる市内医療機関の支援に660万円、避難所へのスポットエアコンなどの導入に1014万7千円、学校給食の非常食備蓄に355万3千円、AI技術を活用したオンデマンドバス運行実証実験実施に1718万円、市内事業者の先端設備などの導入を目的とした商工会議所の事業への支援に1億1千万円、学校給食での和菓子提供への経済的支援に750万円、中心市街地の飲食店有志が取り組むイベント支援に40万円など。

記者会見した伊藤徳宇市長は、予備費の増額補正をしなかったことについては「機動的な財政出動のために創設した『新型コロナウイルス感染症緊急対策基金』で対応していく」と強調。世界的に若者が希望しない傾向が見られるワクチン接種については「皆さんが接種することで社会的に感染拡大を防止する仕組みであり、出来るだけ多くの方に接種していただきたい」と呼び掛け、自身については「打つタイミングが来たらしっかり打つ」と述べた。