新型ウイルス 県内新たに22人感染、1人死亡 津の会社でクラスター 三重

【記者会見で、県内の感染状況について説明する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は1日、10代―60代までの男女22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。津市内の会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生。県内感染者は延べ4935人となった。

また、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた80代女性が先月30日に死亡したと発表。変異株への感染の有無は判明していない。県内感染者の死者は107人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、四日市市で9人、津市で4人、鈴鹿市で3人、伊賀市と松阪市で2人ずつ、桑名市と菰野町で1人ずつ。このうち16人の感染経路が分かっていない。

これまでに従業員ら4人の感染が判明していた「パナソニックライフソリューションズ社津工場」(津市藤方)では、新たに従業員2人の感染を確認。この会社で判明した感染者は6人となった。

県は1日、同社で県内79例目のクラスターが発生したと認定。勤務中や休憩中に感染が広がった可能性があるとみて、感染者と同じフロアで勤務していた約90人への検査を進めている。

鈴木英敬知事は「まん延防止等重点措置」の延長期間が始まったことを受けて記者会見し、感染状況について「新規感染者数は減少傾向にあるが、病床使用率は引き続き30%を超えている」と述べた。

その上で「一刻も早く感染を抑えるために協力してほしい」と呼び掛けた。重点措置の解除を前倒しする可能性については「ゼロではないが、早めに解除するという予断を持たずに警戒を続けたい」と述べた。