大台町 宮川ダムゲート取り換え 大雨に備え きょうから運用 三重

【取り替えた宮川ダムのクレストゲート(県松阪建設事務所提供)】

【多気郡】三重県松阪建設事務所は31日、大台町久豆の宮川ダムの放流ゲート「クレストゲート3号」の取り換えが完了したと発表した。3門あり、全て新しくなった。今後の大雨に備え、6月1日から運用を開始する。

宮川ダムは洪水調節と農業用水の供給、水力発電を担う。有効貯水量5650万立方メートルのうち洪水調節容量は2450万立方メートル。

クレストは「ダムの堤頂部」の意味。高さ88・5メートルのダムの上部中央に設置し、巻き上げ機で上下に動かし放流量を調節する。ゲートは1門当たり高さ15メートル、幅10メートル、重さ約百トン。

昭和32年のダムの利用開始から64年が経過し、さびや腐食など老朽化が進んでいた。耐震対策や流木に伴う故障の抑制対策も併せ、平成24年度の1号ゲート工事から取り換えを進めてきた。