新型ウイルス 県内新たに22人感染 変異株1人死亡 接骨院研修でクラスター 三重

三重県は31日、未就学児から70代までの男女22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。接骨院による研修でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ4913人となった。

また、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた80代の男性が30日に死亡したと発表。変異株への感染が確認されていたという。県内感染者の死者は106人となった。

県によると、新たに判明した感染者は四日市市で8人、津市で7人、菰野町で2人、いなべ市、朝日町、鈴鹿市、伊勢市、県外で1人ずつ。5市町と県外の13人について、感染経路が分かっていない。

津市の20代女性は、同じ研修に参加した感染者の濃厚接触者として検査を受けたところ陽性と判明。この研修に参加した感染者は5人となり、県は県内78例目のクラスターが発生したと認定した。

研修は今月中旬から県内の接骨院で開かれた。研修に参加した11人に実施した検査の結果は、5人を除いて陰性だった。県は研修会場への移動や食事などを通じて感染した可能性もあるとみている。

菰野町の70代女性調理員と伊勢市の40代男性介護支援専門員は、それぞれ感染者が発生していない高齢者施設を対象とした「社会的検査」で陽性と判明。県の社会的検査で感染者が判明するのは初めて。

2人の勤務先で社会的検査を受けていた他の職員らについては、全員の陰性が確認されているという。このうち男性介護支援専門員の勤務先では、利用者や職員ら21人が新たに検査を受ける。